漆器のこと。金沢散歩。      ときどきポタリング日記。


by ishida-urusi

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金箔の盃

今年も残すところあとわずか。 
そろそろ福袋を作らなくてはなりません。(金沢駅 百番街店用に)

翻訳家・岸本佐知子さんのエッセイ↓↓↓に面白いものがありました。 タイトルは「その袋に福はあるのか」。 
「人は福袋が好きである」、でも「買った人は(必ず)怒る」という福袋・・・。
作る方もたいへんです。 
気に入った器(5000円)を一つ買うよりも、 未知のなにか(2万円相当)を選ぶ心理は分かるような分からないような。
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当店は2日から営業いたします。
それでは良いお年を。
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1個 840円
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by ishida-urusi | 2007-12-29 16:11 | 山中塗

漆器の寿命は?

泉野図書館から、芸術新潮12月号(2006)を借りてきました。 
特集は「そろそろうるし」。

いろいろな雑誌に取り上げられることの多い、赤木明登さん(塗師)のインタビューが載っています。 その中で、うるしの耐久性が話題に。 お椀では、毎日使って、10年が目安とのことです。
そこで修理して塗りなおせばまだ使えるのだけれど、日常使いのものは、そんなに何代にもわたって残る必要はないのでは?とも。

漆器は丈夫なので、大事に使えば永久にもつ、と思われているフシもありますが、 それは塗りなおしたりと、手をかけた場合なので、 やっぱり漆器にも寿命があるようです。

けっこう使い込んだ漆器を使っているのですが、さわった感じもぽってりとして気に入っているので、なかなか捨てられません。 わざわざ修理を頼むつもりもないので、限界まで使うつもりです。

なんとなく仕舞っておく、というのは、生気がなくなって一番良くないそうです。
乾燥は大敵。 ヒビ割れてからでは、修理するのも大変です。
年末の大掃除で、押入れや食器棚を探索したら、たくさん漆器が発掘されるかも。 プラスチック漆器も多いかもしれませんが、 木製のものも出てきそうです。 普段使いしてみてはいかがでしょう? 

ひょっとしたらこの器は価値があるのかも。 一応しまっておこう、などとヨコシマな気持ちになるのも分かるのですが、 ヤフオクでもきっと二束三文・・・。 自分で使うのがいちばんお得なのではないでしょうか。
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5客セット 126000円
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by ishida-urusi | 2007-12-27 14:03 | 輪島塗

ひのきのお皿

お正月のテーブル。 ケーキやフライドチキンがあればOKのクリスマスと違って、 お正月は器にも気を使いたいものです。

わが家では、おせち料理は人気薄なので、少ししか用意しません。 豪華ではない料理でも、器によってはお正月らしさを演出できそうです。 
金箔のお皿を使ったり、 ランチョンマットのかわりに和紙を敷いたり。
漆塗りのお菓子皿(銘々皿)を取り皿にしてもいいと思います。

このヒノキのお皿。 おせちの取り皿にぴったりです。 もちろん和菓子をのせても映えますが。
重ねてもかさばらないので、すっきり収納できます。
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たて10cm×よこ15.5cm   5枚セット 6300円
市松模様の小布  一枚525円
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by ishida-urusi | 2007-12-25 12:17 | 山中塗

省スペースの器

きれいな朱色の応量器(禅宗の寺院で使われる、入れ子の食器)が表紙の
雑誌を見つけました。  ↓↓↓
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「入れる、重ねる、賢く仕舞う」という特集で、 スタッキングできる器や、入れ子になったカゴなどが紹介されています。

重ねやすい同じサイズの器よりも、 応量器のように少しずつサイズの違う
入れ子の器の方が、私は断然好きです。 同じサイズの方が機能的だとは思いますが、 マトリョーシカみたいに見た目がかわいい応量器、 もう少し人気が出てもよさそうなものです。

当店に応量器はないので、 スタッキングしても省スペースな豆皿を。
薄くて軽いケヤキのお皿です。
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ケヤキの小皿(絵変わり)  5枚セット 10500円
直径12cm
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by ishida-urusi | 2007-12-22 17:32 | 山中塗

おにぎり皿

非社交的な私のところにも、忘年会のお誘いがちらほら舞い込んできました。 連日飲み会、という方も多いと思います。 どうしてもカロリーをとり過ぎてしまうので、 お昼はおにぎり程度でがまんしておくのが賢明かもしれません。

そういうわけで、このおにぎり皿。 
木目のみえる塗り方の場合、 模様がないと味気ないので、 布を貼ってデザインする場合があります。 おにぎり皿の海苔の部分が布張りになっています。 

どんな物をのせてもいいのですが、 このデザインだと、おにぎり以外はのせづらいかもしれません・・・。
見た目のかわいいフルオブビーンズのおにぎりなど盛り付けてみてはいかがでしょう。 2つのせる時は、一番小さいサイズがちょうどいいです。
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大 (たて22cm)  2730円
中 (たて19cm)  2100円
小 (たて14.5cm) 1260円
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by ishida-urusi | 2007-12-20 16:51 | その他

アクセサリー

ギャラリートネリコで開催中のアクセサリー博覧会(24日まで)。 
ガラスと漆を使った名雪園代さんのアクセサリーが面白いな、と思いました。 
HPにも載っている黄色の丸いものがそうです。 ガラスの表面ではなく、底の
部分に漆で模様が描いてあるのが珍しいです。
手間がかかっているのでひと粒13000円~。 帯留や、指輪に加工してもらえるみたいです。


では、当店の輪島塗のペンダントを。 2、30代の人へのプレゼントにはこの
サイズ(2.5cm)がいいと思います。 それより大きいサイズは、主張が強くて使いづらいかもしれません。
チェーンを外して、根付けにしても。 着物のとき、携帯電話を帯に差して、ストラップを根付けのかわりにするというアイデアもあります。


黒・白鳥、波   12600円  裏は3枚目の写真と同じ蒔絵です。
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朱・蝶   9450円  裏は無地。
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溜塗り  春秋   10500円  裏は無地。
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すべて約2.5cm(たて)です。
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by ishida-urusi | 2007-12-18 13:05 | アクセサリー・小物

箸包み

「和もの」のいろは、という本に載っていた箸包みを和紙で作ってみました。
「折形」は、武家礼法として貴重な品物を和紙に包んで渡したのがはじまり、ということです。

折形の3原則は
 1 白い和紙を使う
 2 包むものを見せる(こぼれるものは除く)
 3 折り上がりは右前にする

お客様に割り箸をぽんと出すより丁寧で、しかも簡単なおもてなし。覚えておくと便利かも。
ほかには、残菓包み、略式紙幣包みなど。 ポチ袋がないとき、知っていると
慌てずにすみます。 ミュージアムショップなどで買ったポチ袋は、もったいなくて使えなかったりもしますし・・・。

この本は、箸、和食器、梅酒のことなども載っています。
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昨日は、またシネモンド(109)で映画を観ました。「明るい瞳」というフランス映画。 「現代のおとぎ話」的な話は苦手、ということを再確認。
来年上映の予定の、「アフターウェディング」に期待することにします。(音楽は
シガー・ロス。 ちょっと楽しみです。)

遊んでばかりいるみたいですが、片町商店街ショッピングサイトを久しぶりに
更新しました! ブログでご紹介した商品を載せただけですが・・・。 メール、
電話でもご注文承りますのでよろしくお願いします。
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by ishida-urusi | 2007-12-17 13:03 | その他
昨日は片町商店街のIT講習会に出席しました。 
ネットで注文が入るはずがない、と思ってしまう高額商品の写真もUPしたほうがよい、というアドバイスに従って、今日は輪島塗の屠蘇器(262、500円)をご紹介します。

12/10のバレッタは漆で模様をかく「蒔絵」。
一方、この屠蘇器は「沈金彫り」。
  沈金(ちんきん)・・・ノミで塗面に模様を彫り、彫って出来た溝(凹部分)に
              漆を摺り込み、そこへ金や銀などの箔や粉を沈めて
              模様を作る技法

比べてみると、沈金よりも蒔絵はたしかに豪華です。 でも工程が多いぶん、
蒔絵のものは高価でもあります。 バレッタのような小さい面積に描いても一万円・・・。
沈金なら、お膳のような広い面積に豪華な模様を付けられる、というメリットがあります。

そして、蒔絵は「呂色仕上げ (ろいろしあげ)」をした上に模様をつけます。
  呂色仕上げ・・・上塗りをしたあとの漆器に、研磨することと、
            生漆を刷り込む工程を 繰り返して光沢を出します。
            鏡のように物が映るほどの光沢が出ます。

光沢があるのはいいのですが、実は細かい傷がつくと目立つというデメリットも。 呂色仕上げを施さない沈金彫りのほうが、扱いはラクだと思います。
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お膳のサイズ 30cm×46cm×10cm(高さ)
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by ishida-urusi | 2007-12-15 14:57 | 輪島塗

お喰い初めセット

誕生から100日目に「生涯食べ物に不自由しないように」との願いをこめて、赤ちゃんにご飯を食べさせる真似事を、「お喰い初め」といいます。

立派なお膳の付いたセットもあるのですがプラスチックなので、シンプルではありますが木製のものをおすすめします。

正式なお祝いの食器は、男の子は朱塗りの膳。 女の子は外側が黒塗り、内側が朱塗りの漆器を用いるそうです。 最近は漆器のかわりにベビー用の食器で代用、ということも多いですし、細かいことは気にしないで、お喰い初めのあとも使えるような器を選ぶといいのでは?
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すべてのアイテムに名入れをすることもできます。
誕生から100日では儀式の記憶も残りません。 でも、そのあと何年も自分の
名前入りの器で食事を楽しめるので、プレゼントにも喜ばれると思います。
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赤ちゃんの目線だと、こんな感じに見えます。↓↓↓
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お盆の直径23・5cm
1セット10500円
お子さまの名入れは+3000円 (名入れは2週間ほどかかります)
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名入れに使ったハンコも同封します。
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by ishida-urusi | 2007-12-13 14:12 | 山中塗

敷板

In Redというファッション誌をぱらぱら見ていると、「パリジェンヌに教わる!おもてなしスタイル」というテーブルコーディネートの記事がありました。 
テーブルの上にバラの花びらを散らしたり、キャンドルをつけたり、きれいな色のランチョンマットを敷いたりするだけで、簡単にパーティーの雰囲気が作れるようです。
手の込んだ料理でもてなそうとすると準備も大変だし、ホストが忙しそうだとゲストも落ち着かない気分になるから、簡単な料理をおいしく見せるコツを覚えておくと便利かもしれません。

↓↓↓この漆塗りの敷板は花生けの下に敷いたりして使うものですが、 チーズやオードブル、サンドイッチなどを盛り付けるのにもぴったりです。 円形で直径は
32cmと大きめ。 黒塗りなので、チーズなど白っぽいものが美味しく見えるはずです。

持ち寄りパーティ(ポットラックパーティというそう)もいいけれど、 来週の誕生日にはN-36.5にでも連れて行ってもらおうと計画中(家族の意向を打診)。 MEGUも美味しかった記憶が。迷ってしまいます。
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直径32cm  厚さ約6mm  9450円
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by ishida-urusi | 2007-12-11 16:46 | その他